いいものみ〜つけた 3 |

イースターホリデーを目前に控えて、外は横なぐりの雪です。
てっきり春が来たと思っていたのに…。
まったく、油断もスキもありません。
こんな日はキッチンの片づけ日和です。
この間から気になっていた換気扇を掃除したら、
ゴロゴロしていた耳を掃除してスッキリした時みたいに、
ああ、気持良い事。
ついでにそこいら中を片付けたくなってしまいました。
ガサゴソ、ごそごそ…戸棚の中に顔を突っ込んでいる私に、
「ああぁ、また始めたネー」家の者たちが横目でチラリと、
半分呆れ顔です。
片づけている時に、時たま思わぬ発見があったりして、
そう言う時はとても楽しいものです。
例えば、手紙の整理をしていて見つかった懐かしい友の便り、
衣服の整理をしていて出て来た娘の幼かった頃の
白い小さなブラウス、
山積みの書類の間に挟まれていた現金、(一度だけれど、
タカシさんのへそくりを発見してとても喜んだ経験有り。)
そして、本日は戸棚の奥から忘れていた食器が出て来ました。
私がお嫁に来る前からタカシさんが持っていたので、かなり古い。
1970年代のものだと思います。(デンマーク:B &G社製)
用途に合わせてその組み合わせは自由自在、とても便利です。
などと言うものの、我が家ではお正月のおせち用に登場しますが、
積み重ねるとコンパクトで場所を取らないというデザイン長所が
かえって仇?になり、普段は戸棚の奥の方においやらてしまい勝ちです。
今年はお正月を日本で過ごしたので、おせち料理のお重としての
出番もないまま、ひっそりとしていたのです。
今回、戸棚の片づけのお陰で晴れがましく登場です。
白黒+ガラス(耐熱)の組み合わせが表情をより一層豊かにしています。
場所を取らずに美しい。
重ねて便利という考え方は、iittala(フィンランド)の
定番食器TEEMAやRosti(デンマーク)のボールにも通じる
機能美を追求した結果生まれた北欧デザインの特徴と言えますが、
これも元を正せば、日本のお重からヒントを得たのではないかしら?
と私は思っているのですが、どうでしょうか?

